2009.05.06 Wednesday
中国No1アニメ 「喜羊羊与灰太狼」
最近、中国の小学生の間で、人気アニメと言えば、間違いなく、
「喜羊羊与灰太狼」だと思います。 ![]() 中国では、アニメがヒットすると、その漫画本がヒットするという 流れになっておりまして、 (参照) 本屋に行くと、小学生がみんなで「喜羊羊与灰太狼」の漫画を立ち読みし、 道行く小学生の手を見ると、みんな、「喜羊羊与灰太狼」の漫画を持っている気がします。 (任天堂DSのような感じ) 少し前は、「虹猫藍兔七侠伝」でしたが、「虹猫藍兔七侠伝」は、続きもののため、現在、第3部目前で、一旦小休止中。 それに対して、「喜羊羊与灰太狼」は、一話完結ということもあり、休止することなく、500話を突破、加速度的に人気を上げています。 さらには、2009年、この映画版が、大ヒットしたおかげで、 一躍、マスコミの注目を浴び、あらためて、「喜羊羊与灰太狼」の人気が証明された形です。 (参照1) (参照2) 下の映像を見ればわかるとおり、かわいらしいです。 ヤッターマンぽいストーリに、クレヨンしんちゃん系の雰囲気とでもいうのでしょうか? 笑いあり、教育要素あり。「国産アニメのNo1成功作品」と言われるのも分かります。 (参照) ただ、これ、2006年から実施中の「海外アニメの、ゴールデンタイムでの放送禁止」のおかげという側面もあり、手放しでは喜んではいけない状況です。保護政策がなくても、大丈夫なのように、引き続き、 中国アニメ、がんばってほしいと思います。 ◆雑談 先日(3月末)、温家宝首相が、武漢のアニメ会社を視察した際に、 「僕の孫が見るのは、ウルトラマンばかり。 中国の子供たちに、国産のアニメを見せるために、ぜひ、がんばって」 と声をかけ、話題になりました。(参照) この政府TOP(=上司)のコメントに、敏感に反応した大臣・官僚たち(=部下)は多いと思います。 おそらく、さらに気合を入れて、国産アニメ産業育成に力を入れることでしょう。 前回記事(2006年)に書いたように、 映画やドラマは国産がうまくいっているのに、なぜ、国産アニメは まだだめなのか。。。。そんな中国政府の焦りを感じます。 超個人的な意見ですが、考えられる原因が、主に二つあると思います。 (何の根拠もなし) ひとつは、子供向けアニメ(特撮ヒーロー含む)は、製作上の制約が多い。 =ドラマや映画より大変。 例えば、 子供も大人も楽しめるストーリで、可愛いキャラクターが必要で、 教育的要素もあり、暴力・性的に問題がない(保護者も了承してくれる)、 コストパフォーマンスがいい(安くたくさん制作できる)、 ビジネスモデルの確立(周辺ビジネスで利益が出せる)、などなど、 一筋縄ではいかないところが多々あると思います。 つまり、日本アニメが、散々苦労してきた上記問題を、 そんなに簡単に解決できないと、個人的には思います。 さらに、二つ目に、台湾・香港の力を借りれないこと。 映画・ドラマ・音楽は、港台と見事に融合しながら、 バリバリ成長していますが、アニメは、それができません。 つまり、港台にも、しっかりとしたアニメ産業がないから。。。 そして、これこそ、日本の出番だと思います!! 日本との協力無しには、中国アニメの急速な発展はないと思います。 まあ、宮崎駿監督みたいな人が出てきたら、別でしょうけど。。。 ということで、まずは、 もうじき放映予定の、日中合作アニメ「三国演義」の成功に期待です。 ◆日中合作アニメ「三国演義」の動画ニュース ※一応中国語版も。。。(リンク) 参照1 2 3 |



